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Canvaの最新AI機能『Magic Studio』を徹底解説!最強の活用法2選も紹介

2023年10月12日

お困りペンギン
お困りペンギン
Canvaが発表した「Magic Studio」って何?今までと何が違うのか具体的に教えて!

あと、活用法も合わせて教えてほしい!

こんな疑問を解決します。

本記事の内容

  • 「Magic Studio」の主な機能・使い方
  • 「Magic Studio」の活用法
  • 「Magic Studio」の注意点

本記事の信頼性

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記事の前半では「Magic Studio」の主な機能・使い方を解説しつつ、後半では「Magic Studio」を実際に活用する方法を具体的に解説します。

この記事を読み終えることで、Canvaの最新AI機能「Magic Studio」が理解できるだけでなく、「デザイン業務でMagic Studioを活用する方法」がバッチリ身についた状態になりますよ。

基本無料で利用できるので安心です!

Magic Studioとは何?

従来のCanvaのAI機能をすべて集約したものがMagic Studio。
ここ1年で「Magic Write」「Magic Edit」「Magic Eraser」「Magic Design」などのAIツールがリリースされていましたが、新たに6つの最新AI機能が搭載されました。

プロンプト(指示文)1つで画像、アニメーション、動画、テキストを生成し、それを1クリックで編集することが可能です。

パワーアップしたAI機能で、より日々のデザイン業務が効率的になりますよ。

10/4にCanvaが発表したMagic Studio。いち早くマスターしましょう!

従来のCanvaのAI機能との違い

従来のAI機能に加え、以下6つの新たなAI機能が搭載されました。

  • Magic Grab(グラブ)
  • Magic Switch(スイッチ)
  • Magic Expand(エクスパンド)
  • Magic Morph(モーフ)
  • Magic Media(メディア)
  • Magic Animate(アニメート)

Magic Studioが従来のAI機能と大きく異なるのは、動画やアニメーションをAIで生成できるという点。

グッと表現の幅が広がるので、よりクリエイティブなデザインが可能です。

また、画像の編集・整形技術もよりパワーアップ。

画像サイズ・縦横比の変更、範囲指定のカラー編集など、Canvaの最新AI技術でより理想に近いイメージの作成が可能になりました。

Magic Studioの主な機能・使い方

マジックスタジオ

Magic Studioの主な機能・使い方を解説していきます。

従来の「Magic Write」「Magic Edit」「Magic Eraser」は下記の記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。

Magic Grab(グラブ)

マジックグラブの編集例

写真の任意の部分を選択し、サイズ変更・編集・移動ができます。

くり抜いた部分を他の画像にペーストすることもできます!

Magic Switch(スイッチ)

マジックスイッチ表示画面

Magic Switchでは、1クリックでデザインを別の形式に変換できます。

Magic Switchの機能4つ

  • ページを一括で翻訳
  • ページをDocに変更
  • ページを別の書式に変更
  • ページのサイズ・縦横比を変更

SNS投稿→プレゼンテーションなどの変換がスムーズにできます!

Magic Expand(エクスパンド)

マジックエクスパンド編集例

AIが自動で背景を生成し、画像を任意のサイズに変更できる機能です

かなりの高精度ですよね。思わず「えっ!」と声が出てしまいました。

Magic Morph(モーフ)

マジックモーフ編集例

Morph(モーフ)とは、「変形・変化する」という意味。

プロンプト(指示文)1つで、図形やテキストの色・模様・質感を変更できます。

上記の画像は「キラキラした宝石」「銀白色の金属」と入力したものです!

Magic Media(メディア)

プロンプト1つで画像生成できるText to Imageに加え、動画生成ができるText to videosが搭載されました。

「ロンドンの街 歩く サラリーマン 赤いネクタイ 青いシャツ」で生成した動画です。

Magic Animate(アニメート)

マジックアニメート表示画面

ページ全体のテキストや装飾に一括でアニメーションを追加できる機能です。

そのページに適したアニメーションの候補が出てくるので、1クリックでプレゼンや宣伝のポスターなどに素敵なアニメーションが追加できます。

1つ1つ追加しなくて済むので、約10倍ほどのスピードで作業できますよ!

Magic Design(デザイン)

マジックデザイン表示画面

プロンプト(指示文)を入力し、画像やカラーパレットなどを選択すると動画・プレゼンテーションなどが簡単に作成できます。

動画には最適な音声やアニメーションが自動で追加されます!

以下のように、選択したデザインのカラーやレイアウトを編集することも可能です。

マジックデザイン編集例

Magic Designは言語設定をEnglish(US)に変更することで利用できます。

Magic Studioの活用例2選

日々のオフィスワークや副業など、幅広く活用できるので絶対チェックしましょう。

Magic Studioの活用法2選

  • プレゼン作成
  • 商品企画

随時更新予定です!

プレゼン作成

Magic Studioの機能を利用すれば、1つのプレゼンがたった7分で完成します。

Docs to Decksという機能を紹介しますね。

Docs to Decksでプレゼンを作成する手順

  • Docs to Decksでテキストを生成する(2分)
  • タイトルと見出しをつけて整える(1分)
  • スライドに変換する(1分)
  • カラーやフォント、アニメーションを調整する(3分)
  • プレゼン完成(7分)

①:Docs to Decksでテキストを生成する(2分)

ドックス 表示画面

トップページ→「Docs」→「Docs to Decks」を選択し、Magic Writeでテキストを作成します。

マジックライト生成例

②:タイトルと見出しをつけて整える(1分)

見出しを整える

左側の+(プラス)ボタンをクリックすると、見出し(H2)を選択できます。

③:スライドに変換する(1分)

スライドに変換する

編集画面右上の「変換」をクリックすると、画像(下)の表示が出ます。デザインを1つ選択しましょう。

デザインを1つ選択する

クオリティは高くないですが、あとから編集すればOKです。

④:カラーやフォント、アニメーションを調整する(3分)

フォント、アニメーションを調整する

「スタイル」で全体のカラー・フォントを整えることができます。1枚目を編集すれば、他のスライドに一括で適用できますよ。

最後にMagic Animateでアニメーションをつければ完成です!

1からスライドを作る必要がないので、圧倒的に効率が良いです。

浮いた時間をプレゼンの打ち合わせなどに使用すれば、より内容の充実したプレゼンになりますよ。

ぜひ使い方をマスターしてくださいね!

商品企画

チャットGPTでプロンプト(指示文)を作成し、Magic Studioでカスタマイズすることで商品のアイディアを爆速で出せます。

AI機能でアイディアを考える時間を大幅に削減できるからですね。

まずは質より量をこだわることが重要です。

実際に「新作の古着風デニム」のアイディアを作成していきます。

①:チャットGPTでプロンプトを生成する

プロンプトをチャットGPTで作成する

②:「Text to Image」でイメージを生成する

イメージを作成する

プロンプト(指示文)をコピペするだけでOKです。

いくつものアイディアが数分で生まれる

アイディアが生まれる

10個のプロンプトで40個ものアイディアを生み出せました。

ここからイメージを膨らませて、あとは人が編集すればOKです。

Magic Editでさらにデザインを編集することもできます。

さらにマジックエディットで編集

Magic Studioを利用すれば、作業時間をグッと減らすことができます。
ぜひ日々のデザイン業務で活用してみてください!

Magic Studioの注意点4つ

Magic Studioを利用する際の注意点を4つまとめてみました。

  • 一部の機能は有料プラン限定
  • 日本語に対応していない
  • 著作権なし・商用利用可能
  • プレゼン自動作成機能は使用不可

一部の機能は有料プラン限定

Magic Studioは基本無料で利用できる機能ですが、一部の機能は有料プラン限定です。

無料プランで利用可能

  • Magic Design
  • Magic Edit
  • Magic Expand(切り抜きのみ)
  • Magic Write(月50回)
  • Magic Media(画像は月25回・動画は月5回)
  • AI翻訳(月50回)

有料プラン限定

  • Magic Grab
  • Magic Switch
  • Magic Expand
  • Magic Write(無制限)
  • Magic Media(画像は月500回・動画は月50回)
  • Magic Animate
  • Magic Eraser
  • AI翻訳(月500回)

日本語に対応していない

2023年10月現在、Magic Studioは日本語に対応していません。

言語設定をEnglish(US)にするとMagic Studioが利用可能になりますが、Magic Design以外の機能は言語設定が日本語のままでも利用可能です。

言語設定の変更によるデータ消失などのリスクはありません。

日本語未対応のせいか、以下2点の不具合を見つけました。

  • Magic Writeを使うとまれに英語に変換される
  • Magic Designで作成した動画の言語を日本語に変更できない

現在もMagic Studioは改良中ですので、仕方ないともいえます。

著作権なし・商用利用可能

Magic Studioで生成したものに著作権は認められないので、商用利用が可能です(利用規約に従う必要あり)。

ただし、Canvaでは以下3点の商用利用が認められません。

  • Canvaの素材を無加工の状態で販売・再配布・クレジットの取得を行う
  • Canvaで作成したデザインをつかって商標登録をする(例:ロゴ)
  • Canvaの素材をストックフォトサービスなどのサイトで販売する

プレゼン自動作成機能は使用不可

Magic Designの仕様が変わり、プレゼンを自動作成できなくなりました。(2023年10月10日現在)

以前のMagic Designでは、スライド10枚ほどのプレゼン(画像・テキスト付き)をキーワードの入力だけで一括作成できました。

現在はDocs to Decksという機能でプレゼンを自動作成できます!

CanvaのAI機能についてよくある質問4つ

CanvaのAI機能についてよくある質問をまとめてみました。

  • Magic Studioが出てこない……
  • 無料でもMagic Studioは使える?
  • CanvaのAIは商用利用OK?
  • Canvaのアップデート情報はどこで見れる?

Magic Studioが出てこない……

言語設定をEnglish(US)にすることでトップページに表示されます。

Magic Design以外のAIツールは日本語でも利用可能ですので、ぜひ利用してみてください。

無料でもMagic Studioは使える?

Magic Studioは基本的に無料でも利用可能ですが、一部有料プラン限定の機能があります。

無料プランで利用可能

  • Magic Design
  • Magic Edit
  • Magic Write(月50回まで)
  • Magic Media(月25回まで)
  • AI翻訳(月50回まで)

有料プラン限定

  • Magic Grab
  • Magic Switch
  • Magic Expand
  • Magic Write(無制限)
  • Magic Media(月500回まで)
  • Magic Animate
  • Magic Eraser
  • AI翻訳(月500回まで)

CanvaのAIは商用利用OK?

CanvaのAIは商用利用OKですが、以下3点のケースでは認められていません。

  • Canvaの素材を無加工の状態で販売・再配布・クレジットの取得を行う
  • Canvaで作成したデザインをつかって商標登録をする(例:ロゴ)
  • Canvaの素材をストックフォトサービスなどのサイトで販売する

詳しくはCanva公式HPの利用規約をご覧ください。

Canvaのアップデート情報はどこで見れる?

Canvaのアップデート情報は、Canva公式HPから確認できます。

また、CanvaのX公式アカウントでも随時アップデート情報を公開しています。

アップデート内容を動画でわかりやすく解説してるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【まとめ】Magic Studioで作業をスピーディーに!

本記事では、Canvaの最新AI機能「Magic Studio」の主な機能と使い方、Magic Studioの活用法を紹介しました。

従来よりも大幅にバージョンアップしたMagic Studioを使いこなすことで、日々のデザイン作業をグッと効率よく進められます

Magic Studioの活用法は随時更新していくので、本記事を保存するのがオススメです!

Magic Studioの主な機能

  • Magic Grab(グラブ)
  • Magic Switch(スイッチ)
  • Magic Expand(エクスパンド)
  • Magic Morph(モーフ)
  • Magic Media(メディア)
  • Magic Animate(アニメート)

Magic Studioの活用法2選

  • プレゼン作成
  • 商品企画

Magic Studioの注意点

  • 一部の機能は有料プラン限定
  • 日本語に対応していない
  • 著作権なし・商用利用可能
  • プレゼン自動作成機能は使用不可

本日は以上になります!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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